TOEIC公式問題集と究極の模試600問の長所と短所

TOEIC受験者で模擬試験対策の2トップと言えば「TOEIC公式問題集」と「TOEICテスト究極の600問」の2冊。私は公式問題集の第1版から全5冊と究極の模試600問両方を持っています。

正直な感想を言えば「TOEICの問題集で完璧なものは存在しない」と言うのが感想でした。実際に問題を解いた感想は下記のとおりです。

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TOEICの公式問題集は「Listeningの問題の質が良い事」「さすがにETSのナレーターがナレーションをしているので信頼できる」問題です。実際の問題冊子も本試験と同じ字体等があるので本番になれるのは絶対買うべきだと思いました。解説集もしっかりしている事や「解答の決め手は何処だ」と復習するのには最適でした。しかし最大の欠点は長文問題が古い事。最近のTOEICは1つの問題に対する文章量が増えているのですが、それに対応できていない事。これが最大の欠点でした。最近のTOEICの本試験ですが、The EconomistやTIMEまがいの長文、英検準1級レベルの雑誌記事問題が最低1題出題される事やメール問題も長文かしているので公式問題集では追いつかないと思いました。

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反対に究極の600問は「解説集が公式問題集と同様に詳しい事や、絶対にお勧めなのがモニターテストの正答率がある」ので「問題の難易度」が明確である事。公式問題集の弱点だったReading100問が実際の本試験を忠実に再現している良い問題でした。が、最大の欠点はListening のナレーターの質でした。本試験よりも癖がある事や実際の本試験のナレーションとかけ離れているのが短所かなと思いました。


まとめれば「Listening問題はTOEIC公式問題集」「Reading問題は究極の600問」がベストかなと思いました。但し公式問題集のReading問題も良くできていると思います（補足ですが）

問題として使えるのは公式問題集のVol3〜Vol5の3冊と究極の600問。Readingは9セット（公式6セット+究極3セット）とListening（公式600問）を100問単位でシャッフルして2時200問を解くのがスコアアップの近道じゃないかなと思いました。


と言うわけで「100％のTOEICの問題集」は存在しないのです。だから究極600問と公式3冊を軸にして弱点を補強するのが近道なんです。他にもお勧めの本は下記のとおりです。全て日本のTOEIC運営委員会の出版物なので保証は出来ます！

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この本はListening が苦手な人は絶対お勧めな本です。参考スコアではリスニング400点を切っている受験生の方は必須アイテムだと思います。

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私を含めてですが、Part5とPart6が苦手な人にはお勧めの問題集です。結構問題に出される傾向の文法・語法問題（特に語法やビジネス英語でよく出る問題）がピックアップされています。